動脈硬化とは、文字どおり「動脈がかたくなる」ことです。
動脈がかたくなると、その特性であるしなやかさが失われるため、血液をうまく送り出せず、心臓に大きな負担がかかってしまいます。そのため、動脈硬化が進行すると狭心症、心筋梗塞・脳出血・脳梗塞などの命にかかわる疾患につながります。
また、自覚症状がないことから「沈黙の殺人者」とも呼ばれていますが、CAVI検査(動脈硬化検査)なら、簡単に異常を発見することができます。
血圧測定と同じ感覚でできる、簡単な検査です。あお向けに寝た状態で両手・両足首の血圧と脈波を測定します。かかる時間は5分程度。結果もすぐ出て、その場で診断を受けられます。
定期的に検査を受けて、動脈硬化の早期発見と治療に努めましょう。