更年期は男性・女性を問わず誰にでも起こりますが、「更年期障害」とは、普段の生活に支障をきたすような自律神経症状や神経症状が起こることを言います。
このような症状はご自身も辛いですし、周囲にも迷惑をかけてしまうことがあります。
加齢男性性腺機能低下症候群（LOH症候群)の症状のある40歳以上の方は、フリーテストステロン濃度を測定し、低下が認められた場合にテストステロンの注射で若さをとりもどす事ができます。
更年期障害の治療には、漢方薬や自律神経訓練法などがありますが、ホルモン検査を行いホルモンバランスが大きく崩れている様であれば、HRT（ホルモン補充療法）が効果的です。
閉経前のご自分のホルモン量を測定されている方はほとんどいらっしゃいませんので、その方にとってどの量のホルモン剤が良いかは、実際に飲んでみないと分からないのが特徴ですが、患者様の自覚症状に合わせてお薬を調節してまいります。
